お待たせしました! チエコ2016報告その1

2月10日、チエコ2016の公開審査会が東京・祐天寺の平塚幼稚園で開催されました。

170211_繝√お繧ウ_0017

今年で3回目。以前、審査会に参加された方が、「審査員の方々も個性的で協賛する企業の数も多く、企画レベルの高さに感心させられ、温かみのある審査会で、寒い中、心がほっこりする時間を過ごした」とおっしゃっています。

チエコが厳冬期の温もりになれば、こんなにうれしいことはありません。

 

今年はなんと、61点もの応募をいただきました。もちろん、これまでで最多です。この中から、審査員がプレゼンテーションを聞いてみたいと思ったアイディア10点を選ばせていただきました。

プレゼンしていただいたのは、次の10アイディアです。

 

01  ぬくぬっくす 坂口亜弥 滋賀県立大学人間文化学部

170211_繝√お繧ウ_0128 1回目から応募していただいている伝統ある(?)滋賀県立大。坂口さんはその1年生です。このアイディアは、段ボールと毛布、古着を使い、自分の体温だけで足を温めるというもの。審査会当日は実物を持参してのプレゼンでした。

 

 

 

 

 

02  +遮熱戸+断熱戸 齊藤久夫 KYU設計室

170211_繝√お繧ウ_0135

 

齊藤さんは建築士。既存のアルミサッシの外側に遮熱戸、内側に障子などの断熱戸をプラスして、外気の影響をコントロールする仕掛けをプレゼンしてくださいました。性能が弱いものも組み合わせれば強くなる、ひと手間かければ快適さが上がることを証明するアイディアです。

 

03  en PROJECT 竹村勇 竹村建設株式会社

170211_繝√お繧ウ_0169竹村さんも建築のプロ。このアイディアは、昔ながらの日本建築にあった縁側を現代の建築に採り入れることで冷暖房の孵化を抑えるというもの。あいにく竹村さんは審査会を欠席。司会が代読させていただきました。

 

 

 

04 ランドセルからの贈り物 横山奈津子 リスと設計室

170211_繝√お繧ウ_0179

小学校を卒業する子どもが、ずっと使っていたランドセルを地域の革職人の手を借りて、自分でリメイクするというアイディアです。横山さんも欠席で代読となりました。会場からは、愛着のあるものを生まれ変わらせるという物語性を評価する声が上がりました。

 

 

05 放置自転車のエコ利用 深原幸友 YKKAP株式会社

 

大量に放置170211_繝√お繧ウ_0197されている自転車を修理してレンタルサイクルとして再利用。店舗や公民館などに設置し、乗り捨て自由として利便性を高めるアイディアです。会場からは「ベビーカーでもできそう」、「単なる修理ではなく、思い切りアートにすれば」という声も。

 

 

 

 

 

06 もっともベストなおむつを我が子に! 西宮貴央 YKKAP株式会社

170211_繝√お繧ウ_0213

あっという間に成長する子ども。まとめ買いして余ったおむつを、親が児童館に持ち寄って交換するというアイディアです。シンプルだけど、コミュニティの再生にもなりそう。会場に来ていた小さなお子さん連れのお母さんも、「ぜひ実現させたい」と乗り気でした。西宮さんも欠席。同僚の方の代読となりました。

 

 

07 あったらいいな! 発電自転車の無償レンタルサービス 速水謙太郎 YKKAP株式会社 

170211_繝√お繧ウ_0249駅前に発電レンタル自転車を設置。走りながら発電し、その電気を蓄電して外灯などの電源に使うというアイディアです。会場からは人力発電の可能性について意見が続出し、大いに盛り上がりました。発電量は大きくなくても、みんなで電気をつくることから夢が広がりそうです。

 

 

 

 

 

08 ごみをリサイクルして日射遮蔽物を作ろう! 是永美樹 KMKa一級建築士事務所

170211_繝√お繧ウ_0259

美術系の大学の授業で実際につくったアイディアです。原料は使用済みの割り箸やトイレットペーパーの芯、ペットボトルのラベルなど、廃棄されるものばかり。ごみをアートに高める秘訣は、元の形を消して色や素材感を活かすことだとか。まさにアップサイクルです。

 

 

09 包む×エコ×オシャレ 稲村依子 YKKAP株式会社

170211_繝√お繧ウ_0285タンスの中に眠っている着物やスカーフなどを風呂敷にリメイク。日常をちょっとオシャレにしながら、レジ袋削減につなげるアイディアです。自作の風呂敷を愛用しているという稲村さんは、包み方の実演も。「やってみたい」という気持ちにしてくれました。

 

 

10 おひさま湯たんぽ 永添一彦 永添建築設計

170211_繝√お繧ウ_0300 ポリカーボネートの窓をつけた発泡スチロールの箱に湯たんぽを入れて、お日さまの熱で温めるというアイディア。55℃ぐらいまで暖まった湯たんぽを、午後3時ごろに布団に中に投入。就寝時にはぬくぬくになっているそうです。シンプルでローテクなのが魅力の、太陽熱利用の入門として、うってつけのアイディアです。

170211_繝√お繧ウ_0306

 

 

 

 

 

 

170211_繝√お繧ウ_0238ひとりあたりの持ち時間は5分。そのあとは、審査委員や会場の参加者からの質疑応答です。しかし、今年は大いに盛り上がり、予定時間を20分もオーバーしてしまいました。

 

会場に来てくださった方は、後日、こんなことをFacebookに書いていました。

「どんな内容の発表があるのか、全く想像できなくて、なんだこんなのかと思いながら聞いていました。自分が考えても、ケチエコのアイディアぐらいしか出てこないですが。

で、発表の後の質問コーナーのお話しも、言わなくても。。的な感想がつらつらと出てくるんですけど、ハッと思ったのは、内容よりもみんなで何かを考えることや、アイディアがお団子みたいにコロコロ転がって大きくなることや、完全な形でなくて途中段階でも、それが別の所に流れて行くとか、そんなことが大切なのかなあと考えた一日でありました」

 

ワイワイとおしゃべりするように、発表者を会場が意見交換しながら、話が思わぬ方向に転がっていく。それも、みんなでシェアすることになるのかもしれません。

 

それでは、いよいよ審査結果の発表です。

じゃーん!

170211_繝√お繧ウ_0429会場からの投票が一番多かった「会場審査特別賞」は、「ごみをリサイクルして日射遮蔽物を作ろう!」の是永美樹さん。

是永さんは、もう一つ素敵な賞を受賞しました。アップサイクルエコのアエコ賞。会場審査特別賞とのダブル受賞です。

 

 

170211_繝√お繧ウ_0443

 

続いての賞はサエコ賞。受賞者は「あったらいいな! 発電自転車の無償レンタルサービス」の速水謙太郎さん。サエコはサイクルエコで、冴えてるエコでもあります。

 

 

170211_繝√お繧ウ_0451

 

次は力作のリエコ賞。今回最年少の19歳で応募して下さった、坂口亜矢さんの「ぬくぬっくす」が受賞しました。

 

 

 

170211_繝√お繧ウ_0483

 

そして最後に大賞のチエコ賞は、「おひさま湯たんぽ」の永添一彦さんの手に。皆さんの予想は当たったでしょうか?

 

 

今回ご応募いただいたアイディアはすべて、近日中に「知恵庫」にアップします。小さなエコアイディアの「チエコ」は、皆でシェアできる「知恵庫」とセットになっています。

知恵庫にもぜひアクセスして、「これ」と思うアイディアがあったら試してくださいね。

そして、素敵なアイディアを思いついたら、ぜひ投稿してください。お待ちしています。

 

さて、チエコの各賞には副賞があります。

サエコ賞・・・雨水集水装置パッコン(株式会社タニタハウジングウェア提供)

リエコ賞・・・非電化コーヒー焙煎器『煎り上手』(非電化工房提供)

アエコ賞・・・板材5000円分(岡部材木店提供)

チエコ賞・・・150年前の民家の梁を再利用した古材の名刺入れ(前田木材株式会社提供)

チエコ2016 名刺入れ

 

 

 

 

 

 

 

会場審査特別賞・・・石鹸詰め合わせ(株式会社アイティエヌジャパン提供)

この他に、有限会社エコロジーライフ花から手づくりのカッティングボード、YKKAP株式会社からコーヒーの詰め合わせをご提供いただき、プレゼンしてくださった方々に差し上げました。

 

今年も賞品のご提供をはじめ、チエコには多くの方々から御協賛を頂きました。

この場を借りて、御礼申し上げます。

協賛:株式会社大和工務店 株式会社アンディート 福島県郡山地区木材木工工業団地協同組合 株式会社新建新聞社 前田木材株式会社 有限会社杉岡製材所 有限会社タケワキ住宅建設 有限会社浜中材木店 株式会社タニタハウジングウェア 株式会社マツナガ 株式会社匠家 株式会社アイティエヌジャパン ミドリムシ不動産(株式会社ミヤケン) 岡部材木店 有限会社エコロジーライフ花 株式会社サスティナライフ森の家 環境創機株式会社 リフォームラボ株式会社天音堂 株式会社菅組 YKKAP株式会社 アイビーログ工房 非電化工房 (順不同)

協力:平塚幼稚園 有限会社AIKO環境計画 株式会社エフエム高知 ふんわりネット 株式会社日本住宅新聞社

 

photo by Koji Uchida


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です