会場からのお言葉

林昭男さん(建築家・滋賀県立大学名誉教授)

私は滋賀県立大学に10年ぐらいいましたので、滋賀から毎年たくさん応募されていることをとてもうれしく思っています。

実は今日はここに来るつもりではありませんでした。最近は世の中の動きが戦争に近づいている実感を強く持っています。今朝までは、東京新聞の兵器の問題を追っている女性記者の談話会に行くつもりでいました。

結果的にはこちらに来て良かったと思っています。なぜなら、初めから終わりまで私の心が癒されたというか、非常に温まったんです。こういう会が世の中に必要だなと痛感しました。なので、ぜひこれをもっともっと広げていって欲しいと思います。貴重な人がたくさん集まっているので、このつながりをもっと強化してください。
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植久哲男さん(「住宅建築」元編集長)

今日で何回目かは忘れましたけれども、少しずつ参加させてもらっています。本当にこの頃、世の中では国の政策ということで、数値ばかりが優先するような家づくりが多くなりました。また、それを説明する勉強会や講演会は大体メーカー主導で行われています。そういう会を見たり聞いたりすると、ぞっとするんですよね。人が住むことを大事にするような家をつくるのは、本当にニッチな世界になりつつあります。

そういうこともあって、住宅を考えることはもう止めようかなと思っていたんです。でも、こういう場に来ると、もう少しやろうという気持ちになります。今日はどうもありがとうございました。
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南雄三さん(住宅技術評論家)

初めてチエコに来させていただきました。ありがとうございました。いい雰囲気ですね。こんなにでたらめで(笑)。なんか、エコってちょっといやらしいところがあるでしょう。だけど、こういう会はいいなと思いました。

なんで僕がここにいるかというと、僕は本当はチエコの影の功労者なんです。僕はYKK-APで5年間塾をやってきて、その一環として塾生が毎年チエコに応募するようにしていました。もう一つ、長野県の建築士会でも南雄三塾というのをやっています。そこでもチエコを課題にして応募するようにしていたんですね。

塾生と一緒に僕もアイディアを考えています。今日は発表できないのがとても残念です。考えてみるとチエコはめちゃくちゃ難しい。まず、趣旨がよくわからない。でも、今日はいろいろ勉強したので、次回は少しアイデアが出るかな、と思います。

チエコをずっと考えていると、まず全部どこかですでに行なわれているような、審査委員は知らないかもしれないけども、世の中ではもうやりつくしているんじゃないかと思います。だけど、それがなんとなくムーブメントになっていない、雰囲気になっていないというのはおかしいですね。

もっと頭を柔らかくしようと塾生にもさんざん言って、自分でもとてつもないことを考えようとしています。今日のアイディアでいうと水風呂。ああいうのは考えないよね、普通。アイディアとして面白いわけでもないし。でも、自分でやってみた力が凄いと思います。あと、針金と古タオルでつくったスリッパ。あれは何の役にも立たないでしょう。けれども、考えてつくったということがすごい。チエコはそういうものでしょう。

そう思ってアイデアを出そうとするのだけど、みんな頭に浮かばないんですよね。そうすると、家に帰って家族に喋るんです。そこから生まれてきたアイディアがいっぱいあるんですね。それが素晴らしい。結果として応募がなくても、考えたことが素晴らしいと思います。チエコは応募数が少ないというけれど、きっと応募数の3倍ぐらいは考えたけれども応募しなかったアイディアがあると思います。チエコは考えるチャンスを与えているところがあるということを発信できたらいいのではないかという気がします。
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平塚通彦さん(平塚幼稚園園長)

実は残念なことをお知らせしなければなりません。この会場をお使いいただけるのは今回限りとなってしまいました。それは国の方針で、補助金をもらって幼稚園として活動するなら、建物を子どもの活動、保育教育以外に使ってはいけないという条文があるのです。5年間、毎回会場に使っていただいて、こんなに楽しくて面白い、そして高名な先生方にいろいろなお話を聞けて、ありがとうございました。これだけの会を一緒に続けていけなくなるのは本当に残念で申し訳ないと思っています。これからもよろしくお願いいたします。
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